「答えたくない」 被告の男は認否を留保 女児連れ去り未遂事件【長野・岡谷市】
今年7月、岡谷市で女子児童を連れ去ろうとした男の初公判があり、被告は、起訴内容について答えたくない意向を示し、認否を保留しました。 未成年者略取未遂の罪に問われているのは、東京都の無職の男(56)です。 起訴状などによりますと男は今年7月、岡谷市湊地区の路上で小学校に通学中の女子児童を連れ去ろうとしたとされています。 児童が大声を出したり防犯ブザーを鳴らしたりして抵抗したため、その場から逃げたということです。 7日の初公判で男は、「逮捕時の手続きに問題があり、不当な扱いを受けた」と話し、起訴内容については、答えたくない意向を示しました。 検察は「被告は以前から女児に対して性的好奇心をいだいており、徒歩で立ち去る際に目撃した人もいる」などと主張。 一方、弁護側は「被告の体調が悪く打ち合わせが出来ていない」と話し、起訴内容の認否について保留しました。