メッシ所属インテル・マイアミの指揮官マルティーノが退任…後任に元バルセロナのマスチェラーノ就任が濃厚に
インテル・マイアミは、ヘラルド・マルティーノ監督の退任を発表した。 バルセロナやアルゼンチン代表、メキシコ代表を指揮した経験のあるマルティーノ監督は、2023年7月にインテル・マイアミの指揮官に就任。同時期に加入したリオネル・メッシやセルヒオ・ブスケツらとともにリーグスカップ制覇を成し遂げ、クラブに史上初のタイトルをもたらした。 2024シーズン、ルイス・スアレスも加わったインテル・マイアミは、レギュラーシーズンで躍動。リーグ記録となる勝ち点74を積み重ねて、サポーターズシールドを獲得した。しかし、プレーオフ1回戦でアタランタ・ユナイテッドに敗れてMLSカップ制覇は叶わなかった。 そして22日、インテル・マイアミはマルティーノ監督の退任を発表。“個人的な事情”での退任となった同指揮官は「特別なクラブで働き、特別なチームを指揮できたことは光栄だった。インテル・マイアミでの時間を楽しみ、この記憶と関係性を生涯大切にする。感謝とともにここから離れ、これを実現させてくれた全員に対しての心からの感謝を送りたい」と語った。 マルティーノ監督の後任は現段階で決まっていないが、クラブは「新監督探しはすでに進展しており、近い将来に決まることが予想されている」と伝えた。 なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、後任はハビエル・マスチェラーノ監督になる見込み。バルセロナでメッシやブスケツらとプレーし、現役引退後にコーチングキャリアに転身してU-21アルゼンチン代表を率いた同指揮官は、インテル・マイアミと3年契約を締結すると予想されている。