三代目JSB 今市隆二「幸せ者ですね」ソロ単独日本武道館でスペシャルなライブ&バースデー 三代目メンバーも登場
「歌い続けて皆さんにパワーを届けていきたい」
今市が袖に消えるやいなや客席のあちこちから「リュージ」コールがスタート。バラバラだった「リュージ」の声と拍手は次第にひとつに定まったのを察知したかのように、バンドメンバーが登場し、今市もうれしそうな笑顔を浮かべながら登場すると、「楽しめました?大丈夫ですか? 盛り上がった?」と、「Don’t Give Up」をパフォーマンス。 改めて「みなさんが今日という日を盛り上げてくれている。エネルギーがビリビリに伝わっています。本当にありがとうございます」。さらに「幸せ者ですね。自分はたくさんの人に支えてもらいながらこのステージに立てています」と改めてオーディエンスに感謝すると「なんかウェーブとかやってみます? あんまやったことないけど、せっかくだから……」。見切り発車で「……普通にサインを送ればいいんだよね、ウェイ!みたいな……」と始めかたも明確ではないにも関わらず、スタンド席を右から左に往復し、それをステージ上の今市が受け取ってアリーナ席にパス、そして前から最奥まで往復して最後に今市に戻ってくるというレベルの高いものだったが、オーディエンスの協力もあって今市へのパスも成功し、美しいウェーブが描かれた。 ラストは、希望に満ちた楽曲「RE:MIRACLE」で、オーディエンスも加わって、スペシャルなステージをクロージングした。 この日、今市は、38回目の誕生日を迎えた。「いろんな人たちに支えてもらってここまで来た。だから、しっかり頑張って男を磨いて成長していかなきゃな、頑張っていかなきゃなと思いました。年齢はもうあんまり関係あるようでないようで……まああるっちゃあるんだけど(笑)。そんなことじゃなくて、心の部分とか、男的な部分で格好いい大人になっていきたい。変わらず歌い続けて皆さんにパワーを届けていきたい」とファンの前で誓っていた。
サプライズで登場した三代目メンバー!岩田剛典には「帰っていいよ」?
誕生日当日のライブとあって、アンコールではバースデーサプライズも。バンドメンバーやダンサー、全国各地のコンサート会場で集められたファンからのハッピーバースデーのメッセージ動画がスクリーンに映し出され、今市は感極まるといった状況に。そこへ「ハッピーバースデートゥーユ~」の歌声とともに三代目JSBの小林直己、EXILE NAOTO、山下健二郎、岩田剛典がケーキを押して登場。「サプラ~イズ! びっくりした?」という山下に、今市は「びっくりした! まさか2日連続でハッピーバースデーを歌ってもらえるとは……」 今市は順番に感謝の言葉を述べていき、前日24時間テレビで奮闘していた岩田の番になると「いいよ、早く休んでよ!」。それに対して岩田は声高に「来るよ!」。すると「休めよ!」「来るよ~!」「いやいや休めよ!」「来るよ!」「もう帰っていいよ!本当に」と変な感じになってオーディエンスは大喜び。「疲れすぎて意味が分からなくなってる」「意味わからないスイッチが入ってる(笑)」と周りはニヤニヤ。このやり取りは写真撮影の指示が入らなければ終わりそうになかった。 「まだあるんだよね」という山下に、今市は「あと1曲ある、いる?」。山下は「いや、あのう、後ろで待ってます。ちゃんと待ってるから頑張って。リラックス!」。他メンバーも「大きな声で歌うんだよ!」「一番端のお客さんに届けてね」と口々にエールを送ってステージを後にした。