沖縄で米兵による性的暴行事件がまた発覚 専門家「適切な情報共有があれば再発防止策が取られていたはず」【news23】
相次いで発覚した米兵による性的暴行事件。 去年12月に起きた事件では、今年3月に被告が起訴されていますが、沖縄県には3か月も情報が共有されておらず、その間の5月に新たな事件が起きていたことになります。 沖縄国際大学の前泊教授は、去年12月の事件が県側に正しく伝わっていれば、再発防止策が取られていたはずだと指摘します。 沖縄国際大学 前泊博盛 教授 「(1995年の)少女暴行事件が起こった後の抗議が沖縄県内で起こった時には、(米兵の)事件が激減しているのがわかる。日米両政府がしっかりと隊員教育、あるいは隊員に対する警鐘を鳴らしている場合には、犯罪はかなりの数、抑止されていきます。そういう意味では、隠ぺいをしていたかのようなこの扱い、あるいは情報が共有されていなかったことは大きな問題だと思います」
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