仁井優花が首位と2打差の2位 「明日も耐えるところは耐えてノーボギーで」/国内女子ゴルフ
資生堂レディス第1日(27日、神奈川・戸塚CC=6697ヤード、パー72)仁井優花(21)=エレコム=が5アンダー67で回り、首位と2打差の2位で上々の滑り出しを見せた。 前半の10番(パー4)でピン手前6メートルを沈めると、13番(パー5)、15番(パー4)でもスコアを伸ばした。後半も安定したゴルフでパーを重ねていき最終ホールの9番(パー4)でもバーディーを奪って締めた。 この日はショットが好調。「結構ショットが悪くてパーオン率もずっと悪い状態が続いていた。今週(ショットの部分で)気づきがあった」という。アマチュア時代から指導を受けているコーチから、体が突っ込んでしまっていた部分の指導を受けフォームを修正した。仁井は「(ショットが)だいぶ良くなった感じです」と手応えを語った。 今年は自身初の海外メジャーとなる「全米女子オープン」にも出場した。予選落ちに終わったが「あまり緊張はなく、楽しく戦えた」と充実した様子だった。またパリ五輪出場が決まった山下美夢有とも親交が深く、LINEのビデオ通話でやり取りをしていたことも明かした。 自身初優勝に向けて明日以降も戦いは続くが、「今日ノーボギーで上がれたので明日もしっかり耐えるところは耐えてノーボギーで上がれるように頑張りたい」と決意を新たにした。