ミュージカル『SPY×FAMILY』新キャストを迎えて2025年に再演、アーニャ役の大規模オーディションも開催決定
ミュージカル『SPY×FAMILY』が、大好評を博した昨年の初演に続き、2025年に新キャストを迎えて再演されることが決定。また、前回同様にアーニャ役の大規模オーディションの実施も発表された。 【写真】森崎ウィンがロイドを演じた初演時のステージフォト 原作は、遠藤達哉が2019年3月より「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中のコミック、スパイアクション&ホームコメディ「SPY×FAMILY」。「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というユニークな設定とスタイリッシュでキュートなキャラクターたち、シリアスとコメディが絶妙にブレンドされた世界観、巧妙なセリフ回しとアクションとギャグを織り交ぜたストーリーテリングといった唯一無二の魅力により読者の圧倒的な支持を獲得し、現在、シリーズ累計発行部数は3,600万部を突破。2022年のテレビアニメ化(2025年にSeason 3が制作決定)、2023年冬にはアニメ映画化され、興行収入62億円を突破する大ヒットを記録している。 そんな人気コミックが、2023年3月、帝国劇場でミュージカルとして初舞台化。生身の俳優たちによって息を吹き込まれたキャラクターたち、とりわけ実際の子役キャストが扮したアーニャ役の、大人キャストと遜色のない演技と歌とダンス、そしてなんとも愛くるしい姿は、多くの原作ファンとミュージカルファン双方を魅了。また、作品世界をスピーディーかつダイナミックに表現すべく妥協無く創り込まれた大がかりなセットによって、原作の持つ世界観はそのままに、壮大なスケールのゴージャスな帝劇ミュージカルとして大好評となり、連日満席御礼の大盛況で大千穐楽を迎えた。 そしてこの度、帝国劇場閉館後、メイン劇場を日生劇場へと移し、新たなキャストを迎えて2025年の再演が早くも決定。9月のプレビュー公演を皮切りに、10月の日生劇場での本公演、続く11月~12月には5大都市全国ツアー公演が実施される。 ロイド・フォージャー役は前作から続投となる森崎ウィンと、新キャストの平方元基がWキャストとして出演。そのほか、ヨル・フォージャー役に唯月ふうかと和希そら(Wキャスト)、ユーリ・ブライア役に瀧澤翼と吉高志音(Wキャスト)、フィオナ・フロスト役に山口乃々華、フランキー・フランクリン役に鈴木勝吾、ヘンリー・ヘンダーソン役に鈴木壮麻、シルヴィア・シャーウッド役を朝夏まなとが演じる。脚本・作詞・演出はG2が、作曲・編曲・音楽監督をかみむら周平が再び手掛ける。 なお、アーニャ役のオーディション募集要項詳細は、12月頃に作品公式サイトにて発表される予定。 【キャストコメント】 ▼ロイド・フォージャー(凄腕スパイ:コードネーム〈黄昏(たそがれ)〉※Wキャスト ■森崎ウィン コメント 西国WISE から招集がかかった。嬉しい限りだ!今回のミッション、よりよき世界のために全力を尽くす事を約束する。子どもが泣かない世界を実現するためには、諸君らの力も必要だ。劇場に駆けつけて、共に難解なミッションに挑んで欲しい。また皆と会える事を楽しみにしている…というコメントを、書いてしまうくらい、森崎ウィン自身喜びと興奮に包まれております。劇場でお待ちしています! ■平方元基 コメント 『SPY×FAMILY』の魅力は、家族をテーマにしたユニークな設定と多彩なキャラクターにあると思います。ロイドとして秘密を抱えつつも偽装家族として絆を深めていく魅力的な役をまさか僕が演じさせてもらえるなんて。コメディとアクションが絶妙に絡み合い、しかもそれをミュージカルに。てんこ盛りですね。シリアスな任務の中で生まれる家族愛と笑いのギャップを丁寧に大胆に届けられたらと思います。ご期待ください。 ▼ヨル・フォージャー(殺し屋:コードネーム〈いばら姫〉)※Wキャスト ■唯月ふうか コメント 再びヨル・フォージャー役に出逢えること、とても光栄です。前回はゼロから作品を作る難しさを味わいながら、カンパニーが一丸となり試行錯誤を繰り返して『SPY×FAMILY』を作り上げていきました。開幕した時に、大きな反響を頂けて心が満たされたのを今でも覚えています。今回は、殺し屋としてさらに説得力をもたせられるよう研究を重ねたいと思います。作品の大きな1 ピースとなれるよう、愛を込めて頑張ります。 ■和希そら コメント 大変多くの方から愛されている『SPY×FAMILY』の世界に、ヨル・フォージャーとして生きられること、幸せに思います。自分にとってはまた新たな挑戦となる作品、役との出会いにわくわくが止まりません。初めてご覧いただく方にはもちろん、初演をご覧いただいた方にもよりお楽しみいただけるよう、私も楽しみながら心を込めて努めます。 ▼ユーリ・ブライア(姉のヨルを溺愛する、東国の秘密警察)※Wキャスト ■瀧澤翼 コメント 初演に引き続きユーリ・ブライア役を演じさせていただきます瀧澤翼です!老若男女全ての人に愛される素敵な作品にもう一度携われる事、とても誇りに思います!それと同時に前回のユーリを越えなきゃいけないプレッシャーも芽生えました!更にパワーアップしたユーリとして舞台上で暴れ回れるよう稽古に励み、今回も全力で姉さんを愛し、愛して、愛しまくることをここに誓います! I LOVE YOR!!! ■吉高志音 コメント 『SPY×FAMILY』アニメ版を毎週ワクワクしながらみていた大好きな作品なので,この世界観に携わることができて本当に嬉しいです。自分は今回からの参加なので、先輩方の背中を追いかけながら、“姉大好きな愛すべきユーリ”と向き合っていけたらと思います。大切に生き抜きます。是非、劇場にお越しください。よろしくお願いします。 ▼フィオナ・フロスト(〈黄昏〉の後輩スパイ、コードネーム〈夜帷(とばり)〉) ■山口乃々華 コメント また『SPY×FAMILY』の世界に、そして、フィオナ・フロストを演じさせていただけること、とてもとても嬉しく思っております。公演が終わった後も口ずさんでしまうあの曲やこの曲をまた聴ける日が、そしてかわいいアーニャにまた会えるのが楽しみです。前回の公演よりさらにパワーアップした姿をみなさんにお届けしたいと思います。頑張りますので、よろしくお願いいたします! ▼フランキー・フランクリン(〈黄昏〉に協力する情報屋) 鈴木勝吾 コメント 久方ぶりにG2さんとご一緒できること、そして新しい出逢いの全てが楽しみです。沢山のお客様に愛されている作品だからこそ、演劇でミュージカルでお届け出来ることがとても嬉しいですし、カンパニーの皆さんと一緒に多くの人に、その日の光を見て貰えたら幸いです。 ▼ヘンリー・ヘンダーソン(アーニャが入学を目指す名門イーデン校の教諭) ■鈴木壮麻 コメント 雨に負けず風に負けず、冷たく吹きつける雪にも負けず、皆で通った実寸大の舞台装置が組まれた稽古場。遠藤達哉先生の原作を大切にしながら、日々の稽古は試行錯誤の連続だった。皆の顔に疲労の色が浮かんで来るとそれを救ってくれるのは、決まって、アーニャをはじめ子供たちの溌剌とした姿と声の響きだった。新たな素敵なキャストを迎えてのこの度の再演、初心を忘れずに感謝の意を込めて皆で臨ませて頂きます。ここは名門イーデン校♪ ▼シルヴィア・シャーウッド(〈鋼鉄の淑女〉の異名を持つ〈黄昏〉の上官) ■朝夏まなと コメント 「こんにちはあるいはこんばんは」 またこのセリフを言える日が来ようとは。初演に引き続きシルヴィア役に呼んでいただき光栄です。 頼もしい初演キャストのみなさん、楽しみな新キャストのみなさんとG2 さん率いる凄腕スタッフさんのもと、『SPY×FAMILY』2025 を創りたいです。そして今回はどんなアーニャに出会えるのか。わくわく。よろろすおねがいするます。 【公演概要】 ミュージカル『SPY×FAMILY』 ■日程・会場 ・2025年9月 プレビュー公演 ウェスタ川越大ホール(ウェスタ川越10周年記念事業) ・2025年10月 東京公演 日生劇場 2025年11月~12月全国ツアー公演 ・11月大阪公演 梅田芸術劇場メインホール ・11月福岡公演 博多座 ・12月山形公演 やまぎん県民ホール ・12月静岡公演 静岡市清水文化会館マリナート ・12月愛知公演 御園座 ■スタッフ 原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 脚本・作詞・演出:G2 作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平 ■キャスト: ロイド・フォージャー:森崎ウィン / 平方元基 ※Wキャスト ヨル・フォージャー:唯月ふうか / 和希そら Wキャスト ユーリ・ブライア:瀧澤翼 / 吉高志音 Wキャスト フィオナ・フロスト:山口乃々華 フランキー・フランクリン:鈴木勝吾 ヘンリー・ヘンダーソン:鈴木壮麻 シルヴィア・シャーウッド:朝夏まなと 加賀谷真聡(ドミニクほか) 依里(アクション吹き替え) 荒川湧太、岩崎巧馬(「崎」は「たつさきが正式表記)、大津裕哉、大場陽介、小熊綸、小倉優佳、鎌田誠樹、木村朱李、栗山絵美、桑原柊、島田彩、高島洋樹(「高」は「はしごだか」が正式表記)、丹宗立峰、堤梨菜、早川一矢、深堀景介、本間健太、湊陽奈、宮野怜雄奈、森田茉希 <stoy> 男はスパイ×少女は超能力者×女は殺し屋、世界の平和はこの3人に託された!? 《普通の家族》を知らずに育った3人の、ちょっと変わった《仮初めの家族》の物語。 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代。隣り合う東国「オスタニア」と西国「ウェスタリス」では、十数年間にわたる仮初めの平和が保たれていた。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属の凄腕スパイであるコードネーム〈黄昏(たそがれ)〉は、高い諜報能力を駆使して幾度も東西両国間の危機を回避させてきた。そんなある日、〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、極秘任務を命じられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。任務の内容は、”一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入し、デズモンドに接触せよ”というもの。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作るため《娘》と《妻》を探すことに。 彼が出会った《娘》候補のアーニャは心を読むことができる超能力者、《妻》候補のヨルは殺し屋という裏の顔を持っていたが、3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。案の定、変わった素性を持つ3人の《仮初めの家族》の日常はおかしなことだらけ。時には大事件に巻き込まれ、それぞれの敵や難問に立ち向かいながらも、とにかく《普通の家族》を装うために全力を尽くす3人に、世界の平和は託されたのだった…。