中島健人「どの角度から撮られても大丈夫」インド映画の日本人監督にアピール
WOWOWプライムでは9月8日に、中島健人が映画を軸に世界の国々を旅する「中島健人 映画の旅人」(第2日曜午前0:00=前日の土曜深夜0:00)の第3回を放送。WOWOWオンデマンドでは、本放送に先駆けて9月1日午前0時より、第3回の先行配信がスタートする。 「中島健人 映画の旅人」は、“映画×旅”をテーマにした新しい形の映画情報番組。世界各国に息づく独自の映画カルチャーに触れ、中島がその国を代表する映画人たちに話を聞くことで、“世界の映画の今”に迫る。
前回に引き続き、今回の舞台も世界最大の映画大国・インド。映画の聖地であるボリウッドの中心地・ムンバイで、インド映画界に名を轟かせる日本人の撮影監督・中原圭子氏は、インドで10年以上活躍。世界選手権を5度制覇した、インド伝説の女性ボクサーの半生を描いた伝記映画「Mary Kom」(14年)では、インド映画界にはなかった撮影方法や照明による画作りで彼女の名をインドに知らしめ、17本ものインド映画に携わってきた。 今回は、中原氏が参加する新作映画「Tanvi The Grea t」(25年公開予定)の撮影現場に中島が特別潜入。 「Tanvi The Grea t」は、「RRR」(22年)でオスカーを受賞した作曲家、M・M・キーラヴァーニ氏が音楽を手掛け、「世界にひとつのプレイブック」(12年)など、俳優として国内外で400本以上の作品に出演してきたインド映画界のレジェンド、アヌパム・ケール氏が監督・出演を務める作品だ。 「日本人が海外の現場でみんなに指示を出しているのはめちゃくちゃカッコいい!」と感銘を受けた中島が、インドで絶賛される中原氏の画作りの秘密に迫る。俳優をカッコよく、キレイに撮ることを心掛けているという中原氏に、中島が「僕はどの角度でも大丈夫です! いつか撮ってもらいたい」とインド映画出演を売り込む場面も。中島は、なぜ中原氏に撮影監督を依頼したのか、ケール監督にその理由をインタビュー。日本映画とのつながりや、インド映画の知られざる撮影流儀も次々と明らかになる。 中原氏と対面を果たした中島は、「異国の地にて、尊敬される日本人は緊張感漂う方なのかと思っていたら、そこにいたのは現場で誰に対しても優しく、柔和な中原さんでした。インドで10年以上活躍されている、とてもたくましく美しい日本の女性に出会えたことがとてもうれしかったです。そして、日本人のインドに対する可能性を大きく感じました」と感想を述べた。 なお、本番組では、ナレーションを超映画マニアの声優・津田健次郎が担当。WOWOW公式YouTubeでは第3回の予告映像も公開中。WOWOWオンデマンドでは、第3回の予告映像と併せて、第2回の未公開映像も楽しめるのでぜひチェックを。