宮崎DF奥田裕貴が今季限りで現役引退「サッカー人生において何よりの財産は多くの人との出会い」
テゲバジャーロ宮崎は14日、2024シーズン限りでDF奥田裕貴(32)が現役を引退することになったと発表した。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 大阪府出身の奥田は、初芝橋本高、明治大を経て、2015年に高知ユナイテッドSCでキャリアをスタート。その後、Y.S.C.C.横浜、ガイナーレ鳥取でプレーし、19年に宮崎へ加入した。 宮崎在籍6年目となった今季は、ここまでJ3リーグの出場はなし。現役引退発表に際し、クラブを通じて次のように感謝を伝えている。 「この度、私、奥田裕貴は今シーズンを持ちまして現役を引退する事を決断しました。 3歳からサッカーを初め約30年、子供の頃からの夢であるプロサッカー選手になる事ができて、10年間も現役を続ける事ができ、沢山の方に応援して頂き、本当に幸せなサッカー人生でした。 自分のサッカー人生を振り返った時に、子供の頃は病弱で怪我が多く、今までも試合に出れない日々も多く、辛く、苦しい時期を多く過ごしてきました。そんな中でも決して諦めず、一切の妥協をせず、日々全力で努力してこれた事は自分自身の誇りです。 しかし、それは決して自分自身の力だけなく、自分を支えてくれた両親や姉を始め、沢山の周りの方々が支えて下さり、プロになってからは沢山のファン、サポーターの皆様の応援のおかげで、どんな時も諦めずに前を向いて頑張る事が出来ました。 サッカーで何にも変えられない喜びや達成感を味わってきましたが、自分のサッカー人生において何よりの財産は多くの人との出会いです。サッカーを通じて多くの方と出会い、関わる事で、自分自身を磨き、自分の人生を豊かにしてくれました。 これまで関わったくださった全ての方々、そして所属した全てのクラブ、スポンサー様、ファン、サポーターの皆様に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。 最後になりますが、第二の故郷である大好きな宮崎県のサッカークラブである、テゲバジャーロ宮崎で引退する事が出来て幸せです。今後の人生も自分らしく、人との出会いを大切に生きていきます!今後とも奥田裕貴を宜しくお願い致します」 以下、クラブ発表のプロフィール ●DF奥田裕貴 (おくだ・ひろき) ■生年月日 1992年10月5日(32歳) ■出身地 大阪府 ■出場歴 J3リーグ:64試合1得点 天皇杯:5試合 ■経歴 初芝橋本高ー明治大ー高知ユナイテッドSCーYS横浜ー鳥取ー宮崎