【夏の和菓子】冷やして美味しい!季節を感じる特別な味
味もデザインも洗練された注目の夏の和菓子をご紹介。とうもろこしを使用した水羊羹、マスカットを葛で包み込んだひと品、小豆の粒が感じられるアイスをピックアップ! 【写真】夏に食べたい、贈りたい「最高のお菓子」
鈴懸『小豆アイス』
名店の粒あんとこしあん丸ごと上品なアイスに 福岡・博多の和菓子の名店「鈴懸」の特製のあんをそのままアイスに。十勝産小豆を使い、ほんのり塩味を効かせ、小豆の豊かな風味がきわだつ粒あん、なめらかな口当たりのこしあん。持ち手は和菓子店らしく黒文字を使って。 通販(冷凍)のみ。12本入り(粒あん、こしあん各6本)¥2,290/鈴懸(www.suzukake.co.jp)
御菓子丸『甘露 薄氷』
季節の素材を使いこなし和菓子の新しい世界へ 菓子職人・杉山早陽子さん主宰の「御菓子丸」。実店舗はなくオンラインショップのみの販売で、新しいアプローチで新感覚の味を作り上げている。とうもろこしを使った水羊羹は、食材の風味が凝縮され、添えられた岩塩をふればさらに味がぐっと締まる。端正な姿と溶けるような軟らかさ、ピュアな味わいは唯一無二。 1箱4個¥3,300(7月下旬販売予定)/御菓子丸(okashimaru.stores.jp)
千本玉壽軒(せんぼんたまじゅけん)『葛葡萄(マスカット)』
葛で包んだマスカットのみずみずしい色と味わい 伝統を受け継ぎながら、現代のニーズに合わせて甘味を抑え、季節のフルーツを組み合わせて、上生菓子を作る京都・西陣の名店。夏の大人気商品が葛を使ったひと品。シャインマスカットと、緑に染めた白小豆と手忙豆製白あんを吉野葛で包み、つるりとのどごしのよいさわやかな味わいに。 8月中旬~下旬販売。要予約。1個¥594/千本玉壽軒(☎075・461・0796) 撮影/吉田 歩 スタイリスト/西㟢弥沙 取材・原文/北村美香 ※エクラ2024年7・8月合併号掲載