【大学選手権】いざ準決勝 早大・印出太一主将が東日本国際大戦へ闘志「一球入魂の精神で」
第73回全日本大学野球選手権(報知新聞社後援)は15日、神宮で準決勝2試合が行われる。休養日の14日、優勝した2015年以来、9年ぶりに4強入りした早大(東京六大学)は、西東京市内の同校グラウンドで調整した。 打撃練習やノックなどで汗を流した主将の印出太一捕手(4年=中京大中京)は、対戦する東日本国際大(南東北大学)の印象について、こう語った。 「堅実で、丁寧な野球をしているイメージです。打者がコンパクトに野手の間を抜く、低い打球を連発していて、上武大の好投手にも食らいついて、粘っていました。投手陣も藤井(優矢)投手(4年=角館)が、再三ピンチがあった中で、タイブレークも含めて気持ちのこもった投球をしていました。どっしりとした、守りの陣形が印象に残ります」 ここまでの早大の戦いには「早稲田らしい、守備からしっかりと入っていくリーグ戦からの野球が通常通り、できていると思います」と手応えを口にしたキャプテン。「東京六大学連盟の代表として、恥ずかしい試合はできない。挑戦者の気持ちをぶらさずに、一球入魂の精神で日本一を取りにいきたいと思います」と意気込んだ。
報知新聞社