首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、10月、千葉県鎌ケ谷市で起きた強盗目的とみられる住宅侵入事件で、保育士の男がⅩの『報酬35万円』という投稿に、自らメッセージを送り、事件に関与したとみられることがわかりました。 　この事件は10月14日未明、鎌ケ谷市の住宅に窓ガラスを割って侵入したとして、いずれも東京都に住む保育士の前田祐一郎容疑者と、会社員の河合優介容疑者が逮捕されたものです。 　これまでの調べで前田容疑者は、闇バイトに応募し、指示役から指示を受けながら、犯行に及んでいたとみられることがわかっています。 　その後の調べで、さらに、「Ⅹの『報酬35万円』という投稿にメッセージを送り、秘匿性の高い通信アプリに誘導された」、「“会社で金を持ち逃げした人の取り立て”を仕事として依頼された」などの趣旨の話をしていることが新たにわかりました。 　また、身分証の写真や家族の情報も指示役に送っていたとみられることから、県警は、個人情報を把握され追い込まれて犯行に及んだ可能性もあるとみて、調べを進めています。