【凱旋門賞】シンエンペラーはリオン坂路でキャンター調整 岡助手「フランス生まれの馬ですから、環境も合っている」
【シャンティイ(フランス)1日=増本隆一朗】追い切りを翌日に控えたシンエンペラーは、リオン坂路ダートコースで帯同馬のラファミリアを追走する形で約5ハロンのキャンター調整。大自然の中でマイナスイオンをたっぷりと浴びながら、活気十分に駆け上がった。 騎乗した吉田助手は「順調です。前走は勝てればよかったけど、脚を余したおかげでダメージが少なかったことが、本番に向けてはかえって良かったんじゃないかなと思います」と笑みを浮かべた。2日の追い切りはラモルレー調教場のダートコースで行われる予定で、岡助手は「先週で仕上がっているので息を整える程度。状態は上がっています。もともとフランス生まれの馬ですから、環境も合っていると思います」と話した。