【酒蔵に宿】宿泊者は日本酒飲み放題!/うきは酒宿いそのさわ (福岡県うきは市浮羽町)
”ととのう”とはサウナでの専門用語。サウナのあと、水風呂に入り、休憩をする…これを3回ほど繰り返すことで訪れる”快感”の状態のことを言います。「totonoimap」では温泉大国九州の魅力ある様々なサウナを紹介していきます。
酒米になりきる!?酒樽サウナに貯水タンク水風呂!酒宿サウナ
福岡県知事賞を受賞した「駿 純米酒」がつくられているうきは市の造り酒屋の敷地内に、2022年に完成した「酒宿いそのさわ」。 “お酒を飲んだら泊まるしかない”ということで、蔵人が利用していた築130年の一軒家をリノベーションし、酒蔵の中に泊まれる宿「酒宿」を作りました。 昼は「うきは食堂」、夜は「蔵バル恵比須」としても営業していて一般客も利用可能です。宿は1棟貸切スタイルで、日本酒飲み放題という酒蔵ならではの嬉しい特典も付いています。 メインである「酒宿いそのさわ」の真骨頂・サウナエリアでは酒米になりきって?過ごせるということで、まずは日本酒の“仕込み水(シャワー)”で体を洗浄。 次に蒸し工程であるサウナへ。“酒樽”に見立てられた宮崎の杉材で作ったバレルサウナの室温は約80℃で温度変更もできます。セルフロウリュも可能で、目の前にあるサウナストーブでじんわりと蒸されます。 体が温まったら日本酒を造る際のタンクを改良して作られた水風呂へ。 外気浴はセルフインフィニティチェアで。鳥のさえずりとそよ風を感じながら、ととのい完了です! サウナ後は、うきは市のおいしいご飯と酒粕を使った料理とお酒をいただきます。 「うきは食堂」で提供する「酒粕ミルクセーキ」には酒粕とうきは市で平飼いされた鶏の卵を使用。甘酒のようなお酒の風味が味わえる甘さ控えめのミルクセーキです。 「蔵バル恵比須」では焙煎麦を使った芋焼酎「イソノサワ―」も提供しています。コーヒーのような甘さをベースにしたソーダ割りで、香ばしく飲みやすい焼酎になっています。 そして一押しは「おでん」。うきはで作られた醤油ベースのお出汁で、地産の豆腐や野菜などを煮込んでいます。「うきは産の流川蓮根」はしっかりと味が染み込んでいて、お芋のようなホクホク感を楽しめます。