【天皇杯】ルヴァン杯でPK失敗した神戸FW宮代「責任感じていた」 全2得点演出で富山にリベンジ
◇天皇杯第104回全日本サッカー選手権大会2回戦 神戸2ー0富山(2024年6月12日 ノエスタ) 神戸がJ3富山に2―0で勝利し、リベンジを果たした。ルヴァン杯3回戦で対戦した際はPK戦の末に敗退。その悪夢を払拭したのは、悔しさを人一倍抱えていたFW宮代大聖(24)だった。 「引きずるとかはなかったけど、結果で示さないといけないと思っていた。落ち着いて決められて良かった」 前半15分に巧みなターンから左足で流し込んで先制点。後半15分にはMFパトリッキの追加点につながる縦パスを通した。フル出場で攻撃陣を牽引し、2試合連続の“ジャイキリ”は許さなかった。 同杯のPK戦では一番手キッカーとして名乗りを上げ、バーに当ててしまった。チームの敗戦に直結するミス。表情には見せなかったが「仕方ないでは済ませられない。責任は感じていた」という。 シュート数19本対3本が示すとおり、チームは内容でも圧倒して公式戦5試合ぶりの勝利。16日のリーグ・川崎F戦後にG大阪(3位)→町田(1位)→鹿島(2位)と“トップ3”との3連戦が控える中、立て直しに成功した。