【プレビュー】上位争いに生き残っていくためにも負けられない一戦。名古屋と神戸が豊田スタジアムで激突|Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは5月3日にかけて第11節が開催。豊田スタジアムでは名古屋グランパスとヴィッセル神戸が対戦する。
今節、注目の上位対決だ。6位につける名古屋がホームで4位の神戸を迎え撃つ。 互いに仕切り直しを図る一戦だ。名古屋は前節、アウェイで浦和と対戦。6試合負けなしと絶好調だった名古屋は、前半から主導権を握り多くのチャンスを作ることに成功した。しかし、なかなかチャンスをゴールに結実できないと、ビルドアップからミスが重なり先制点を献上。さらにPKから追加点を奪われた7試合ぶりの黒星を喫することになった。 開幕3連敗から6試合負けなしと浮き沈みの激しい戦いをしてきた中で、ここで連敗を阻止できるかは今後にとって重要になる。前節も決して内容が悪かったわけではないだけに、ここでの巻き返しが期待される。勝利へのカギは攻撃面だろう。前述した通り、多くのチャンスを作ったにも関わらず決め切れなかったことは今節への課題となる。セットプレーでの得点は多いが、流れの中での得点が少ないだけに、アタッキングサードの精度を上げていくことが必要になるはずだ。注目は森島司。攻撃面で違いを生む選手だけに、ここ一番での活躍に期待したい。 対する神戸は前節、ホームで京都サンガF.C.と対戦した。エースの大迫勇也が3試合ぶりに先発復帰するなど、チーム状況が大きく改善された中で試合を迎えたが、VARによってゴールが取り消されるなど、あと一歩のところでゴールが奪えない時間が続いた。すると後半に失点。そこから猛攻を見せたが、最後まで同点に追いつくことができないまま敗戦を喫した。 チームとしては京都戦を忘れて前に進むことが必要になる。攻撃面に関してはクオリティの高い仕掛けを続けており、最後のところでうまく噛み合っていない状況が続いている。そこを修正することができれば、より多くの得点を奪っていくことができるはずだ。しっかりと名古屋の硬い守備を打ち崩すことで勝利を手繰り寄せたい。注目はやはり大迫。攻撃の核を担う男がゴールを奪うことで、チームを勝利に導いていきたい。 上位についていくためにも大事な試合。注目の一戦は3日19時キックオフだ。
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