夏の甲子園ベスト8の東海大相模が秋の県3回戦で公立校・川和の前に大苦戦…8回裏までリードを許すも土壇場で追いつきサヨナラ!
<令和6年度神奈川県高等学校野球秋季県大会:東海大相模3- 2川和>◇14日◇3回戦◇サーティーフォー相模原球場 【動画】福田拓翔の中学時代の快速球 夏の甲子園ベスト8の東海大相模が大苦戦の末、4回戦進出を決めた。 2回裏、東海大相模は4番金本貫太内野手(2年)の左翼線二塁打でチャンスを作り、二死三塁から相手のミスで1点を先制するが、4回表には一死一、三塁のピンチで野選で1点を失い、同点。5回表には1番矢島遼人内野手(2年)の中前適時打で勝ち越しを許す。 投げては25年度の神奈川の公立校を代表する左腕・濱岡蒼太(2年)の前になかなか1本が出ない。5回裏には一死満塁、6回裏には二死三塁のチャンスを潰した。だが8回裏、先頭の8番河田武捕手(2年)がレフトの頭を越える二塁打でチャンスを作り、一死三塁から1安打の高野海要外野手(2年)の犠飛で試合を振り出しに戻す。 この苦しい試合状況でも冷静だったのがエースの福田拓翔投手(2年)。6回からマウンドに登り、最速145キロの速球、120キロ前半のスライダーを武器に4回6奪三振、無失点の好リリーフ。そして9回裏、佐藤淳人内野手(2年)が右中間を破る長打を放ち、サヨナラを決めた。