「素直にごめんと言えない男」河野太郎氏「やから」発言を釈明もやまぬ“炎上”貫かれてきた「ノー謝罪」姿勢
「選挙妨害をする“やから”を許しておいてはならない」 7月2日、都議会議員補欠選挙(7月7日投開票)の候補者応援のため、東京・足立区でマイクを握った河野太郎デジタル担当相が、聴衆から飛んできた「デマ太郎」「裏金を説明しろ」というヤジに反応、言い返した冒頭の言葉がSNSなどで大炎上している。 【すごい寝癖!!】河野太郎氏、高校時代の貴重な写真 「河野氏は顔を真っ赤にして『選挙運動を通じて、YouTubeの再生回数を増やしてお金を稼ごうという、よこしまな考えで、選挙妨害に近いことをやるような人が増えてきた』と前置きして、この言葉を発しました。さらに『人が話しているときにその横で大きな声をあげる。選挙の役にも立たないし、この国の未来をつくることにも何の役にも立たない』とも述べたのですが、『やから』という言葉はあまりにも不適切でした」(政治担当記者) 批判を受け、河野氏は発言の翌日の3日、視察先の秋田県で記者団に「言葉の選び方は慎重にしなければいけない」と釈明した。 「神妙な面持ちでしたが、ヤジで演説内容が聞き取れなかったとして『そうしたことは慎んでもらわなければいけない』と苦言を言うことも忘れませんでした。聞きようによっては『俺は悪くない』という開き直りともとれます。 もともと河野氏は、自身に対する指摘にはあまり謝罪をしてきませんでした。記憶に新しいところでは、2023年11月、国会の委員会審議で、禁止されているスマホを使用。そのときはテレビ中継も入っていたので『私のミスです。お詫びします』としましたが、ほとんどの場合は質問した記者を論破するか、SNSをブロックして批判を受けないか、スルーをすることが多いのです。今回も謝罪や取り消しではなく『釈明』でした」(前出・政治担当記者) そうしたことから、炎上は収まるどころか火勢を増すばかり。Xにはこうした「ノー謝罪」の姿勢に対して厳しい目が向けられていた。 《ご自身の汚点も欠点も見直す事なく、それを批判されると単に怒って反論するだけ》 《自分は悪くないと言ってるようにしか聞こえない》 《謝罪でないのはもちろん釈明でもないような...》 《素直に「ごめんなさい」と言えない》 《釈明じゃ無くて謝罪だろうが!》 こうした批判の書き込みの一方で、別の見方もXにはある。 麻生太郎自民党副総裁に、9月の自民党総裁選への出馬意欲を伝えていることにからめて 《総裁選に立候補した途端 釈明かよ いつもの太郎ちゃんなら 無視だよね》 という投稿も見られたのだ。 河野氏ならば「釈明しただけマシ」ということなのか……。
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