難敵・石井逸人にKO勝ちの関口祐冬がフライ級王者・新井丈へ挑戦アピール。ストロー級王者でもある新井の次戦は!?【修斗】
プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でフライ級世界1位の関口祐冬(修斗GYM東京)と同7位で元環太平洋バンタム級王者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦した。試合は関口が2RでKO勝ちを収め、世界フライ級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)への挑戦をアピールした。 関口は2020年から2022年にかけて5連勝するも、昨年3月に階級を超えて挑んできた世界ストロー級王者の新井に判定負けを喫し、王座戦線から一歩後退。その新井が7月に安芸柊斗を破りフライ級王座も獲得した。関口は7月大会で実力者の内藤頌貴を破り再起を果たすと、今年1月にはヤックル真吾を破り2連勝。再び王座を狙える位置に浮上してきた。 石井は2022年5月に小野島恒太を破り環太平洋バンタム級王座を獲得も、11月の初防衛戦で藤井伸樹に敗れ王座陥落。昨年4月にパンクラスで再起戦に臨むも井村塁に判定負け。12月にはフライ級に階級を下げ、修斗で内藤頌貴に一本勝ちを収め、新井への挑戦をアピールしていた。
1R、オーソドックスの石井とサウスポーの関口。前手で距離を探り合う。圧をかける石井がパンチを振って前に出るが交わす関口が組み止める。関口が左ハイも石井がガードし、そのまま押し倒しバックを取る。石井は首を狙うが関口は防御。関口がカメになると石井がヒジ。そこから腕十字を狙う石井だが関口がしのぐ。石井はバックをキープしパンチ。そして首を狙う。 2R、距離の探り合いからともにパンチも射程外。関口が左カーフ。そして右フック。石井の左ジャブをノーガードのスウェーでかわす関口。関口はニータップも石井がしのぐ。石井のパンチをステップでかわす関口。石井がタックルでケージに押し込むが関口はケージを背に踏ん張りテイクダウンは許さず。そしてヒジを連打すると石井が崩れ落ちる。マットに突っ伏した石井に追撃のパウンドを落とすとレフェリーが試合を止めた。