給湯管工事めぐる詐欺容疑で「イトケン」社員逮捕
九州朝日放送
うその給湯管工事契約をめぐり、福岡市の住宅設備関連会社が摘発された事件で、新たに社員の男が詐欺などの疑いで逮捕されました。 詐欺や特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の住宅設備機器販売・工事会社「イトケン」の社員・山下友哉容疑者(22)です。 警察によりますと、山下容疑者は、今年3月、北九州市八幡西区の男性(当時76歳)に給湯器の配水管が故障しているとうそを言い、工事を行って現金約8万円を騙し取った疑いがもたれています。 山下容疑者は、容疑を認めています。 「イトケン」本社への家宅捜索では、280万人の個人情報が記載された名簿などが見つかっていて、押収した資料などから今回の事件が発覚しました。 山下容疑者は、営業担当として、給湯管工事でほかにも複数件契約していて、余罪があるとみられています。 警察は、「イトケン」が高齢者を対象に組織的に犯行に及んでいたとみて捜査しています。
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