サンパウロで日本人男性が銃撃され死亡 容疑者は“奪った携帯電話を売却、違法薬物の購入費に充てた”と現地メディア
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ブラジルの最大都市・サンパウロで日本人男性が強盗に遭い、銃で撃たれて死亡しました。奪われた携帯電話は売却され、違法薬物の購入費に充てられたとの報道もあります。 現地メディアが入手した防犯カメラの映像です。車に乗り込もうとする男性に、黒い服の男が話しかけると、もみ合いになり・・・、この後、発砲音が聞こえ、男は何かを奪って逃走します。 外務省によりますと、サンパウロ市内で24日、日本人が強盗に遭い、殺害されました。 現地警察は26日、逃走していた男を逮捕しました。 複数の現地メディアは、殺害されたのは現地在住のフクドメ・ススムさん(78)だと報じています。 現地メディアによりますと、容疑者は現場近くの貧しい地区に住む男で、現金55レアル、日本円にしておよそ1380円と携帯電話2台などを奪って逃走。2台の携帯電話を300レアル=およそ7500円で売却し、そのお金を違法薬物の購入費に充てたと伝えています。 また、容疑者に銃を貸し、強盗による分け前を受け取る予定だったという人物も逮捕されたことが、27日、JNNの調べで分かりました。
TBSテレビ