大谷翔平は「聖人君子ではない」フジテレビ・元木大介をWS“拒絶”の無礼でも逆に「スカッとした」理由
そもそも“聖人”のイメージはない
大谷といえば、全国の小学校への野球グローブ寄贈をはじめ、小児支援団体や被災地への寄付など支援活動を継続している。また元通訳・水原一平被告によるスポーツ賭博騒動に巻き込まれたものの、自身に関するスキャンダルが全くないことから“聖人君子”とも称されている。 そんな大谷だけに、たとえ“いざこざ”があった相手だとしても、さらにはWS制覇後の“晴れの日”のシチュエーションだ。インタビューを断るはずがないーー。もしかしたら、取材クルーにはそんな思惑があって直撃を試みたのかもしれないが、断固として「NO」を突きつけたということか。 かつて北海道日本ハムファイターズの取材に当たったスポーツ紙・担当記者によると、 「“聖人”……というイメージはないです(笑)。先輩に対しても物おじせずにはっきり意見をぶつけますし、何よりイタズラ好きな“悪ガキ”で、年が近かった近藤健介(31、現ソフトバンクホークス)をよくイジっていました。 そして自分の中で明確な“マイルール”を定めていて、野球のために費やす時間をきっちりと決めて頑なに守る一面もありました。逆にいえば、自分の“テリトリー”にズカズカと侵入してくるような者に対して嫌悪感を示すのかもしれません」
2024年5月、大谷夫婦の新居をめぐる過剰取材を問題視されてドジャースから取材パスを凍結された、との報道がなされたフジテレビ。また元木だが、ドジャースの春季キャンプ取材に当たっていた2月、自身のインスタグラムにて駐車場に停めてあった大谷の愛車と思われる写真を投稿している。
2月末に真美子さんとの結婚を発表
これに批判が殺到するとまもなく投稿を削除したのだが、この騒動が“取材拒否に繋がった”一因と見る向きもある。いずれも野球以外のところでプライベートに踏み込んだ行動だが、大谷は“侵入者”と判断したのだろうか。 そして2024年2月といえば、大谷が世間を驚かせた日でもある。アリゾナ州のキャンプ施設で真美子夫人との結婚を発表、報道陣の取材に応じてみせた時期だ。 「かつて運転手は水原さんの担当でしたが、今シーズンは大谷さん、そして真美子さんもハンドルを握ってドジャースタジアムへ送迎する姿が目撃されています。それだけに大切な家族も関わる新居、そして愛車がルール無用に“晒された”怒りが収まっていないとしたら……。 もちろん、WSインタビューは都合でたまたま取れなかっただけで、フジテレビにも元木さんにも騒がれているような非はないのかもしれません。とはいえ大谷さんが示した表情や態度を見る限りは、そう易々とは和らぐことはないように思えますが」 来シーズンのドジャースキャンプでフジテレビ、そして元木が取材する姿はあるのだろうか。