【侍ジャパン】才木浩人が6回途中3安打無失点の好投 走者背負うも鈴木昭が火消し 森下に先制犠飛、源田が代表初アーチなど3点援護
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 日本ー台湾(16日・台湾・台北ドーム) オープニングラウンドでオーストラリア、韓国に勝利し2連勝中の侍ジャパン。対する台湾も韓国、ドミニカ共和国に2連勝中。グループBの全勝対決となったこの試合、先発・才木浩人(26、阪神)は6回途中3安打無失点の好投。走者を背負った場面で降板も2番手・鈴木昭汰(26、ロッテ)が無失点に抑えた。 才木は今季レギュラーシーズン25試合に登板し自身初となる二桁13勝、防御率1.83をマーク。9日に行われたチェコ共和国戦では2番手で登板し3回無安打7奪三振の好投を披露した。 試合は1回表に1死一、三塁のチャンスで4番・森下翔太(24、阪神)が右犠飛を放ち先制。1点の援護をもらった才木の立ち上がりはその裏、先頭のチン・シンイ(26)を一ゴロ、2番・リン・リツ(28)を遊ゴロに。3番・チン・ケツケン(30)に中安打を放たれるも続く4番・ハン・ケツカイ(30)を3球で空振り三振を奪い無失点に抑えた。 2回裏は先頭の5番・ソウ・ショウオン(24)に左安打を放たれ出塁を許すも6番・シュ・イクケン(32)を見逃し三振。後続も打ち取り得点圏に走者を進めず。 3回表には先頭の9番・坂倉将吾(26、広島)が四球を選択し出塁、その後三塁を陥れると2死三塁から3番・辰己がレフトフェンス直撃の適時二塁打を放ち2点目を挙げた。 才木の3イニング目、9番・コウ・コンウ(24)から始まる打線を全て打ち取りこの試合初めて三者凡退に抑えた。するとその裏、源田壮亮(31、西武)に代表初アーチが飛び出し3ー0に。 中盤に入った4回裏、4番・ハン・ケツカイ、5番・ソウ・ショウオンから空振り三振を奪うなどクリーンナップに安打を許さず2イニング連続で三者凡退とした。 5回裏、才木はこの回先頭の6番・シュ・イクケン(32)に四球を与え、走者を背負った。しかし続く代打・タイ・バイホウ(24)の打球はファースト・牧秀悟(26、DeNA)の好守で併殺打に。2死走者無しに変わり8番・リ・ガイイ(27)を遊ゴロに打ち取るとこの回も無失点に凌いだ。 リード変わらず6回のマウンドにも上がった才木は1死走者無しから1番・チン・シンイに四球、3番・チン・ケツケンに左安打を放たれ2死一、二塁に。ここで才木は降板、2番手・鈴木昭がマウンドに上がると代打・キチリキキチロウ・キョウカン(30)を遊ゴロに打ち取り本塁を踏ませず。 6回途中83球を投げ抜いた才木は持ち味である150㎞を越えるストレートを中心に台湾打線にリードを渡さなかった。