福井&石川で富山の観光列車「一万三千尺物語」が10月に特別運行 車内で3県の食材を使った料理やスイーツ提供
北陸新幹線の並行在来線事業者、あいの風とやま鉄道(富山市)の観光列車「一万三千尺物語」が10月12~14日の3日間、北陸3県内の旧北陸線を特別運行する。8月29日まで申し込みを受け付けている。 10~12月に3県で展開される大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、ハピラインふくい(福井市)、IRいしかわ鉄道(金沢市)、あいの風とやま鉄道の並行在来線3社と3県が企画した。 一万三千尺物語は、立山連峰と富山湾の高低差約4千メートル(1万3千尺)にちなんだ3両編成の観光列車で、普段は富山県内で運行。車内の天井や床、テーブルなどには地元の「ひみ里山杉」を使っている。 富山発(12日)、石川発(13日)、福井発(14日)の3コースを設定。福井発は14日午後0時1分に福井駅を出発し、芦原温泉駅、小松駅に停車後、同3時54分に富山駅に着く。 車内では3県の食材を使った料理やスイーツを提供し、出発駅や停車駅では地元住民らのおもてなしもある。定員は各コースとも40人で、抽選で決める。料金は1人2万5千円(税込み)。専用サイトで受け付ける。抽選結果は9月3日午後3時以降にメールで送る。 問い合わせは、日本旅行TiS富山支店=電話076(444)7500。
福井新聞社