村上「富山の応援届いた」 妻里佳子さんと来社 パリ五輪ウエイトリフティング10位
パリ五輪のウエイトリフティング男子102キロ超級で10位となった富山市出身の村上英士朗選手(29)=いちご=と、大会期間中、富山新聞に「五輪観戦記」を寄稿した妻里佳子さん(28)が31日、富山新聞社を訪れた。村上選手は初出場の五輪を「富山県の皆さんの応援が届いた。大好きなウエイトが五輪でもっと好きになった」と振り返り、郷土からの熱いエールに感謝した。 帰国後も東京・味の素ナショナルトレーニングセンターに通い、パラリンピックの選手とともに練習を続けていたという。「もっと結果を出して競技を広められるように頑張る」と意気込み、色紙に「ロスでメダル獲得」と書き、決意を示した。 里佳子さんは五輪期間中に13回にわたって観戦記をつづった。村上選手は「でっかく載っていてうれしかった」と声を弾ませ、里佳子さんは「富山新聞で英士朗さんの声を伝えてもらおうと頑張ったかいがあった。ロス五輪でもやりたいので、出場できるよう後押しする」と夫婦の連係プレーを約束した。