「合法だと思っていた」合成麻薬密輸疑いで米軍人の男女9人書類送検
米国から非公用軍事郵便で合成麻薬を密輸するなどしたとして、九州厚生局沖縄麻薬取締支所は27日までに、麻薬取締法違反容疑で嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)とキャンプ・シールズ(同県沖縄市)に所属するいずれも20代の米軍人の男女9人を那覇地検に書類送検した。「合法だと思っていた」などと容疑を否認している。 【グラフでみる】少年の大麻乱用の理由、40%を占めるのは 軍事郵便は日本の郵便局のルートを経ずに運ばれる。公用の郵便物の場合は税関検査が免除されているが、私物の郵便に利用する非公用の場合は検査でき、沖縄地区税関沖縄税関支署が嘉手納基地で麻薬を発見した。 書類送検容疑は、昨年12月~今年4月、米国から非公用軍事郵便を使って合成麻薬を輸入するなどしたとしている。