【速報】議員辞職した堀井学元議員を略式起訴 公職選挙法違反と政治資金規正法違反の罪 東京地検特捜部
東京地検特捜部は29日、堀井学元衆議院議員を、違法に香典を配布した公職選挙法違反の罪と、安倍派の政治資金パーティーのキックバック分を収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の罪で略式起訴しました。 特捜部は、堀井元議員が、選挙区内で自身の名義の香典を、秘書を通じて配布するなど違法な寄付をしたとして、先月、事務所などの関係先を家宅捜索したほか、安倍派のパーティー券をめぐる裏金事件でも、キックバック分について収支報告書にウソの記載をした疑いで、任意で事情を聞くなどしていました。 関係者によりますと、堀井元議員は、これまでの特捜部の任意の事情聴取に対し、香典の配布については「違法性を認識していた」という趣旨の供述をし、収支報告書の虚偽記載については「収支報告書へ記載しないことを了承していた」という趣旨の供述をしていたということです。 堀井元議員は、28日、「すべて私の遵法精神の欠如が原因であります」などとするコメントを発表し、議員辞職しました。 罰金刑が確定すれば、堀井元議員は、原則として5年間、公民権が停止され、その間、すべての選挙への立候補ができなくなります。