観光船事故、献花受け付け終了 出港地の斜里町、発生2年過ぎ
北海道・知床沖で2022年、観光船が沈没し乗客乗員26人が死亡、行方不明となった事故から2年が過ぎたことを受け、出港地のウトロ漁港がある斜里町は6日、献花の受け付けを終了した。 町によると、2日までに寄せられた花などの数は2647。7日以降、手紙や千羽鶴など、生もの以外はウトロ地区の町漁村センターで展示を続け、追悼スペースとする。 献花台は発生2年翌日の今年4月24日、町役場から同センターに移動。大型連休中は道の駅「うとろ・シリエトク」で受け付け、スタッフによると数件の献花があった。 観光船は4月28日、今季の営業を開始。波が高く、6日午後の便は小型・大型とも欠航した。