2024年チャンピオンカーニバルのMVPは李健太 三賞には技能賞の松本圭佑ら
プロボクシングの日本王者が指名試合を行う「チャンピオンカーニバル」の今年の四賞を18日、日本プロボクシング協会が発表し、最優秀選手賞(MVP)は日本スーパーライト級王者の李健太(ごんて、28)=帝拳=が受賞した。技能賞は日本フェザー級王者の松本圭佑(24)=大橋、敢闘賞は日本スーパーバンタム級王者の下町俊貴(27)=グリーンツダ、殊勲賞は日本スーパーフェザー級王者の奈良井翼(24)=RK蒲田=が選ばれた。 この日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた選考会での記者らの投票により、MVPは4月に東京・後楽園ホールで、3度目の防衛を目指していた王者だった藤田炎村(29)=三迫=に3-0の10回判定勝ちし、タイトル初挑戦で新王者となった李に決まった。有効票9票のうち、4票を獲得した。ほかは日本フライ級王者の飯村樹輝弥(26)=角海老宝石=が3票、奈良井が2票。 表彰式は7月の後楽園ホールでの興行時に行われる。MVPには賞金30万円とYOSHIDAYAのオーダースーツ、記念トロフィーなど、そのほかの受賞者には賞金10万円と記念トロフィーなどが贈られる。