【マイルCS・厩舎直送】マテンロウスカイは前走で強敵相手に5着「今からの時期の方がいいタイプ」
[GⅠマイルチャンピオンシップ=2024年11月17日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外1600メートル] 一線級相手のGⅠ天皇賞・秋で5着に健闘したマテンロウスカイ(セン5・松永幹)。勝てば2015年の覇者である父モーリスとのマイルCS父子制覇となる。 「順調ですよ。使いつつ調子を上げていくタイプですし、夏は苦手で今からの時期の方がいいタイプなので。普段から落ち着いていますよ」 どっしりと構えていた11日朝の馬房での様子からも、デキにかげりは見られない。額田助手が自信の表情で近況を報告する。 現段階で馬体重は490キロ台(前走出走時476キロ)。前走の疲れは皆無だ。「以前と比べればトモの踏み込みに力強さが出ましたし、ここにきてメンタルのコントロールもできるようになってきました」と同助手。コースの左右は関係なく「2000メートルでも長いかな…という印象の馬なので、距離が長くなるより短くなる方がいいと思います」と語る。 トップホースが一堂に会した前走での好走は、高い能力あればこそ。今回で20戦連続コンビを組む横山典の手綱も頼もしい。再度、能力を出し切ることができれば、十分にチャンスはある。
東スポ競馬編集部