ヴィクトリア・ベッカムCEOが退任 在籍6年で赤字幅縮小、売上高は2倍以上に成長
「ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)」CEOのマリー・ルブラン(Marie Leblanc)が退任すると、複数の海外メディアが報じた。後任が指名されるまで、同ブランド会長のラルフ・トレダノ(Ralph Toledano)が暫定的にCEOを務めるという。
ルブランは、2018年に製品ディレクターとして同ブランドに参画した。2019年にCEOに就任し、小型皮革製品やフレグランスといった従来よりも低価格な分野への事業拡大に貢献。海外メディアによると、着任時から大きく赤字幅を縮小し、ブランドの売上高は2019年から2倍以上に拡大したという。退任理由は「家族との時間を過ごすため」だと報道されている。 同ブランドは、9月末に行われたパリファッションウィークで2025年春夏コレクションを発表したばかりだった。