DEEP JEWELSフライ級王者・中井りん

　5月26日（日）の『DEEP JEWELS 45』（東京・ニューピアホール）で女子フライ級王者王者・中井りん（37=修斗道場四国）の防衛戦の相手が16日、欠場となった。 　急遽相手が公募されていたが、パンクラス同級王者・重田ホノカ（20=THE BLACKBELT JAPAN）が名乗りを上げたようだ。 　最近SNSで筋肉隆々の写真を投稿、進化した姿を見せた中井にとって、ふさわしい相手ではないだろうか 【フォト】中井の最近の”超発達”筋肉ボディ、数々のセクシーショットも 　DEEP JEWELSは16日、中井に挑戦が決定していた栗山葵が、右膝前十時靭帯断裂で手術のため欠場と発表。 　さらに「中井りんの対戦相手を急遽募集をさせていただきます。この最強女王にチャレンジできる勇気のあるファイターはDEEP事務局までご連絡ください。体重は57.0kgから59.0kgで要相談」と公募をかけていた。 　すると同日夜、4戦4勝無敗で、今年3月にパンクラス フライ級女王となった重田がXに「DEEPJewelsのフライ級タイトルマッチ空きが出たみたいですね。減量3キロくらいだし、いつでもいけますよ」と、DEEP JEWELSのハッシュタグをつけ投稿。 　さらに「正直、自分がチャンピオンだって自覚ないです。私はいつでも青コーナーで挑戦者のつもりです！」と、中井のタイトルへ挑戦とも取れる意気込みも。 　これに中井が17日、Xで「OKです」と投稿した。 　しかし「タイトルマッチがしたいなら、そちらもタイトル(ベルトを)かけて下さい。そちらがタイトル(ベルトを)かけないなら、こちらもかけません、ベルトやタイトルに関しては、そうでないと私にだけベルトをかけろと言うのは、不公平です。タイトルマッチでないなら、募集に書いている通り、59キロ以下のワンマッチでやって下さい」とダブルタイトルマッチか、契約体重のワンマッチのみを希望した。 　続けて「5分３R肘ありルールで何にもならない試合に、大先輩で実績ある私に何にもならないけどきつい減量して苦しめというのも、違うと想うんですよね」と理由も説明した。 　両者は互いに相手の名前を出さず、返信形式でもない”空リプ”のやり取りとなっている。 　しかし現時点で、他にタイトルを持っている選手から中井へ対戦要求はSNSで出ておらず、中井の投稿も重田側にあてたものと見てよいだろう。 　対戦表明した重田の投稿には「めっちゃ見たい！」「かっこよ」と、実現を望む声が並ぶも「ラスボス戦をするには早過ぎる」と中井の相手には時期尚早という声もあった。 　 　毎度注目の中井の試合だが、”超新星”重田との一戦は実現するのか。 ◆中井りん：卓越したレスリング力とグラウンドコントロールで現在10連続フィニッシュ勝利中。キャリア26勝2敗1分、敗れた2敗はいずれもUFCでの試合という、女子MMA戦線でトップを走る”最強女王”。22年5月開催の『DEEP JEWELS 37』のDEEP JEWELS フライ級グランプリ準決勝でTe-a、続く決勝で杉山しずかを共に腕十字の一本で仕留め、初代女王に輝いた。 ◆重田ホノカ：重田は柔道をバックボーンに、23年にMMAデビューすると、今年3月、4戦無敗で端貴代を破り、パンクラスフライ級女王の座を勝ち取った。RIZINで活躍する浅倉カンナの後輩。