イーグルスのLOリアキマタギ・モリを止めようとするブラックラムズ（撮影：矢野寿明）

　今季リーグワンで黒星発進だった横浜キヤノンイーグルスだが、その後、4連勝だ。1月13日に神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場でリコーブラックラムズ東京と対戦し、24－8で制した。 　ブラックラムズは1勝4敗となった。 　序盤、危険なタックルをしたブラックラムズの選手にカードが出て、数的有利となったイーグルスは17分、LOマックス・ダグラスが敵陣10メートルライン付近から抜けてそのままゴールへ走りきり、先制した。 　一方、ブラックラムズはSO中楠一期のペナルティゴール（PG）で3点を入れたあと、30分にも敵陣深くに入ると、ラインアウトからモールで押しきり、逆転して折り返しとなった。 　しかし、7－8とされたイーグルスは47分（後半7分）、スクラムで圧力をかけて相手の反則を引き出し、SO田村優のPGで再びリードを奪った。 　55分にも敵陣深くに入っての連続攻撃でゴールに迫ると、パワフルなWTBイノケ・ブルアがタックルを2つ破ってトライ。 　イーグルスはさらに66分、スクラムから持ち出したNO8シオネ・ハラシリの力強い突進でゴールに迫り、最後は2019年加入で初先発のCTB田畑凌がトライを決め、勝利を引き寄せた。