あいはら&お~い!久馬、ギリギリの“大人限定”コントに挑戦!
魂の暗部を狙撃するような毒舌を得意とする漫才コンビ「メッセンジャー」のあいはらさん(45)と、“関西の宮藤官九郎”の異名をとるお笑いユニット「ザ・プラン9」の頭脳、お~い!久馬さん(42)。吉本興業の養成所・NSC大阪校10期生の同期がタッグを組んだイベント「大人のコント」が4日、大阪HEP HALL(大阪市北区)で行われます。“事実は小説より奇なり”を地で行くようなニュースが駆け巡る中、“ナッツリターン”など時事ネタをコントにするというまさにオトナな内容。「笑いというフィルターを通して今の世の中を見ると、なんともおかしなところが見え隠れする」と2人して声をそろえます。
旬の時事ネタ7本のコントを予定
久馬「時事ネタなんで、直前までニュースの流れを見ながらですが、今のところ、全部で7本ほどコントをやる予定です」 あいはら「このイベント、そもそもは昔ABCテレビでやっていた『すんげー!Best10』(1995年~97年放送。『千原兄弟』、『メッセンジャー』、『中川家』、ケンドーコバヤシ、小籔千豊らが出演していた人気番組)みたいなユニットコントを久々にやったら、今はすっかり大人になった当時のファンの方々も喜んでくれるんじゃないかというのがスタートだったんです。最初、数年前にやって定期的に開催していたんですけど、昨年から、さらにイベントの趣旨を分かりやすくするために、時事ネタを扱ったイベントにしたんです。このイベントを見たら、その1年にあった時事ネタが分かるという感じで」 久馬「ただ、旬がとても短いのが時事ネタでもある。野々村議員とかも題材としたらおもしろかったんですけど、今やったら『いつのことをやってるんだ…』という空気になりますしね」 あいはら「時期の問題もあるし、あとは、ある程度のインパクトがないとみんなに通じないけれど、あまりにもドギツイ話題だと笑いにはならない。ブラックと言えども、見ている方が不快になったら、それはもう笑いではないですからね。そこのあんばいも難しいですよね。あんまり言ってしまうと楽しみがなくなってしまいますけど、例えば“ナッツリターン”の飛行機の中にほんこんさんがいたら機内はどうなっていたのか…(笑)。そんな展開はお見せできると思います」