覚醒剤密輸疑いで男逮捕、送検 岡山県警、台湾から搭乗し税関で発見
岡山桃太郎空港(岡山市)を利用して台湾から覚醒剤を密輸したとして、岡山県警は21日までに、覚醒剤取締法違反(輸入)の疑いで愛媛県新居浜市、管理栄養士の男(36)を逮捕、送検した。神戸税関岡山空港税関支署によると、同空港を使った覚醒剤密輸事件の摘発は3件目。 逮捕、送検容疑は3月17日、覚醒剤0・14グラム(末端価格9千円相当)を球形のガラス製キーホルダー内に隠し、台湾の空港から航空機に搭乗し密輸入した疑い。「自分で使うため密輸した」と容疑を認めている。 税関支署などによると、岡山桃太郎空港に到着した男がズボンの内側にキーホルダーを隠しているのを税関職員が発見。県警が捜査し4月30日に逮捕、今月2日に送検した。 税関支署は21日、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで岡山地検に告発した。