【SG現地コラム】戸田ダービーで思わぬ大魚を釣り上げた一部始終/ボートレース戸田・ダービー
22日に開幕したボートレース戸田のSG「第71回ボートレースダービー」。選手は優勝賞金の4200万円、ファンは高配当という"大魚"を釣り上げるべく、水面やスタンドでそれぞれ奮闘している。そんな戸田で文字通り【大魚】が釣り上がった。 6R発売中、ピット内が騒然とした。「獲ったどー!」と雄たけびを上げたのはレスキュー艇のスタッフ。近寄ってみると、台車に一匹の大きな魚が打ち上げられている。 それを見た菊地孝平が、「大きさが分からないから西山、そこに寝てみろ」と言い、魚と並んだのがこちらの写真。 「くっせー」とのたうち回る西山貴浩の身長が168㎝なので、この魚の全長は150㎝程度だと推測される。この魚は3週間ほど前から瀕死の状態で、競走水面内で浮いたり沈んだりしていたそうだ。 幸い選手と接触したことはなかったが、魚とぶつかったり、プロペラに巻き込んだりする可能性は否定できない。そういう意味では、事故を未然に防いだ価値は大きい。 この魚は袋に詰められ、1時間もしないうちに戸田市の業者が回収し、大捕り物劇の終焉を迎えた。 この魚の正体をマクールXで募集したところ、「ソウギョ」「アオウオ」「ニシヤマ」をはじめ、多数の回答が寄せられた。 長いキャリアのファンならば、「戸田のアオウオ」で記憶にある人もいるかもしれない。2011年1月にも、ここ戸田ボートで体長153㎝の巨大魚が打ちあがったというニュースが報道された。 今回の巨大魚もほとんど同じ見た目なので、このアオウオの子供か孫だったのかもしれない。
マクール