岡山県北の2市2町がツキノワグマ対策強化を県に要望「人命失われる可能性高い」
KSB瀬戸内海放送
岡山県北の2市2町の議会が頻繁に出没するツキノワグマの対策を強化するよう県に要望しました。
津山市、美作市、鏡野町、奈義町の4つの議会を代表して津山市議会の中島完一議長が岡山県の担当者に要望書を手渡しました。 岡山県によりますと岡山県では2024年度は、12月17日までにツキノワグマの出没が133件報告されていて、2023年度の119件をすでに上回っています。 2024年6月には津山市で登山中の50代の男性がツキノワグマと遭遇し右腕をかまれるなどしてけがをしました。 要望書では、今の状況が続けば人の命が失われる可能性が高いなどとして、イノシシやシカの罠に誤ってかかってしまったツキノワグマを山にかえさずに駆除するなど対策の強化を求めています。 (津山市議会/中島完一 議長) 「身の危険を感じているという声が圧倒的に多いと思います。錯誤捕獲した個体でもですね。駆除なりができるような具体的にそういうものを示していただきたい」
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