雑煮にお吸い物…新春の食卓彩る香り高い三つ葉! 新潟市西蒲区で出荷本格化
新潟市西蒲区の農業生産法人「グリーンズプラント巻」で、年末年始の需要に向けた三つ葉の出荷が本格化している。一面に緑の葉が茂るハウスには爽やかな香りが漂い、スタッフが収穫から箱詰めまでを手際よくこなしていた。 【写真】三つ葉の写真はこちら 主力商品の三つ葉は計約1ヘクタールのハウスで水耕栽培し、年間210万束を生産。県産三つ葉の9割以上を占め、県内全域のほか東北や北陸などに出荷されている。 年末に出荷する三つ葉は、10月に種をまいて定植したもの。ハウスの気温や水温を調節して一斉に収穫できるよう管理した。2024年は11月が暖かかったため順調に生育している。 12月27日ごろに出荷のピークを迎え、正月の食卓を彩る。若林聡社長(55)は「雑煮やお吸い物はもちろん、豚汁にかけてもおいしい。香り高い三つ葉をぜひ食べてほしい」と話した。