ロッテ・佐々木朗希はいったいどこへ…? 米メディアが予想合戦スタート
〝令和の怪物〟はどの球団に行くのか―。今オフにポスティングシステムでの米大リーグ挑戦が容認されたロッテ・佐々木朗希投手(23)について、早くも現地米メディアによる予想合戦が始まった。 米球界の大物ジャーナリスト2人はドジャースを本命視。スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者は15日(日本時間16日)、同局のポッドキャストで「全30球団の幹部と話したが、全員がドジャースと言っている」と見解を述べた。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者はロサンゼルスのラジオ局で「全30球団の関係者に聞いたら全員が『ドジャースに入団すると思う』と答える。現状ではドジャースが98%。パドレスが2%」と指摘した。 一方でスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジム・ボーデン氏は「佐々木がドジャースと契約する可能性は低い」と主張。レッズやナショナルズでゼネラルマネジャー(GM)を務めた経験がある同氏は「ドジャースでは大谷と山本の陰に隠れてしまい、スポンサー収入の可能性を狭めてしまう。パドレスと契約すれば、憧れのダルビッシュ有と一緒にプレーできる上に日系のスポンサー収入を最大化できる」と持論を展開。 一気にストーブリーグの話題をかっさらった佐々木。MLB公式サイトのフリーエージェント(FA)選手ランキングで堂々の3位にランクイン。最速165キロ右腕の去就は米球界の注目の的となっている。