終了ではなく「完結」スマホゲーム『メルクストーリア』ストーリー最終章で約10年の運営に幕
Happy Elementsが運営するスマートフォン向けアプリゲーム『メルクストーリア - 癒術士と鐘の音色 -』について、同作のサービスが2025年2月27日をもって終了となることが27日わかった。公式Xではキャラ口調にて「サービスを完結させていただくこととなりました」と伝え、完結という稀有な表現で話題になっている。 【画像】新たに配信を開始したカジュアルゲーム&サービス終了に関する投稿 本作は2014年1月よりAndroidとiOS向けに配信を開始。モンスターを倒すのではなく「癒やす」ことを生業とする「癒術士」が存在する世界を舞台とするRPGタイトルとして、約10年間運営されている。しかし、この度運営チームが発表したところによると、同作の「メインストーリー第二部」の最終章をもって物語を完結させるといい、同時にサービス終了も行う。 スマートフォンゲームはサービス提供の終了は珍しいものではなく、極端に短期間の運営の場合はゲーム内イベントが未完となる場合も見受けられる。しかし、今回運営チームは「『やりたいことは全てやった、と胸を張って言えるエンディングをお届けし、ゲームとして完結する』ことが、癒術士の皆さまへの誠意であり、メルストを最高に楽しんでいただくための最良の道」と説明し、今回の判断に至ったという。 なお、公式X以外でのサイトでは便宜上「サービス終了」との表記になっている。今後のスケジュールとしては、即時より有償ダイヤの払い戻しを実施。そして、本作の派生アプリ『フィーリアのモンスターといっしょ!- メルスト外伝 -』を11月27日にリリース。 こちらはモンスターの日常を描くカジュアルアプリとなっており、資料集等の発行も予定している。運営チームは「メルクストーリアは家族のような存在」と振り返り、「運営チーム一同、お礼の気持ちを表すふさわしい言葉が見つからないほどに、深く感謝しています」とコメントしている。 © Happy Elements K.K
オタク総研編集部