甘酸っぱい香り 北野天満宮の縁起物 巫女が「大福梅」の袋詰め
ABCテレビ
梅の名所として知られる京都の北野天満宮で、正月の縁起物とされる「大福梅」を袋に詰める作業が進められています。 境内の紅梅殿では、甘酸っぱい香りが漂う中、巫女らが梅の実を丁寧に袋詰めしていきました。 北野天満宮には約50種類、1500本ほどの梅の木があり、5月に採れた実を塩漬けにし、天日干ししたものが「大福梅」です。 「大福梅」は、「元日に白湯や茶に入れて飲むと、年中、無病息災で健康に過ごせる」とされている縁起物です。 (北野天満宮 高原木綿さん)「参拝者の皆様が来年1年間を無事に健康に過ごして頂けるように心を込めて奉製させて頂きました」 大福梅は正月の準備を始める来月13日の「事始め」から、約3万袋が参拝者に1袋700円で授けられます。
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