偉業達成のペップ、来季がマン・Cラストイヤー?「残留より退団が近い。次の目標?わからない」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、自身の将来について語っている。 【動画】マン・C史上初の4連覇!優勝決めたゴール&歓喜の瞬間 今季はアーセナルとの激しい優勝争いを繰り広げたマンチェスター・C。シーズンを通して追いかける時期が長かったものの、最終節を前についに2ポイント差をつけて首位へ浮上。そしてウェストハムに3-1と勝利し、イングランド・トップリーグ史上初の4連覇を達成している。 就任から7シーズン目で6度目のプレミアリーグ優勝、また指導者キャリアで初のリーグ4連覇を達成したグアルディオラ監督。そんな53歳名将とマンチェスター・Cの現行契約は残り1年となっており、今後の決断には注目が集まっていた。そして優勝達成後、『スカイスポーツ』のインタビューで正直な思いを明かした。 「正直、残留よりも退団に近づいていると思うよ。(来季が)8年目で、(その次は)9年目になる。今の気持ちは、来シーズンも残りたいということ。クラブとは話し合ったし、来シーズンもその時間はある。選手にも会わなければいけないしね。彼らが私についてきてくれれば、我々にもついてきてくれるということ」 「来シーズンも残りたいよ。シーズン中も話し合う。でも8年、9年経つと……」 マンチェスター・Cではリーグ優勝6回、FAカップ制覇2回、リーグカップ4連覇だけでなく、チャンピオンズリーグやクラブ・ワールドカップ優勝も達成したグアルディオラ監督。今回史上初のリーグ4連覇となったが、これ以上達成できることがあるのかどうか疑問に感じていると告白している。 「昨季(三冠達成後に)そう感じた。イスタンブールで『もう終わった。ここで何をしているんだろう? もう何も残っていない』とね。でも契約がある。今でもいくつかの瞬間を楽しんでいるし、疲れることもあるが、愛しているんだ」 「あれから数日後には良いスタートを切り、試合に勝ち、様々な選手がプレーし、そして考え始める。『なんで誰も4連覇したことがないんだ? 挑戦してみようか?』とね。今、それが終わったと感じているよ。次はなにか? 今はわからない。そうだね、FAカップであることはわかっているよ」 「ゲーリー・リネカーから聞いたが、プレミアリーグとFAカップを連続で優勝したチームは歴史上まだないんだ。だからそれがライバルだ。選手には2~3日間楽しんでもらって、その後決勝の準備をしてほしいね」