47万人が訪れた「椿まつり」境内で見つけた春!参拝客たちが縁起物に込めた願いは?
「商売繁盛」の神様で知られる伊豫豆比古命神社 縁起物の意味は?
楼門の脇では、椿まつりに欠かせないきらびやかな縁起物を参拝客が買い求めていました。 縁起物販売 布袋堂 村瀬瑞親さん: 「平日だが、結構出足は好調。去年、コロナの規制があったが今年はそれもなくなって。人はたくさん来ているような感じはする」
ちなみにこの縁起物、熊手に福箕、俵、宝船、そして扇子と形が決まっています。 村瀬さん: 「熊手で福を集めて、福箕ですくう。で、すくった福を俵に詰めて、船に乗っける。で、扇子であおぐ。出航させる」 みなさん縁起物に、そして今年の椿まつりにどんな願いを掛けているのでしょうか? みかん農家の男性: 「中島で。去年、今年結構悪かったんで、思いっきりミカンをかき集めると」 松山市内から: 「両親が自転車とバイクの修理と販売をしている。家族みな健康で。あと今年はやりたい事があるので、それがうまくいくようにと。家を直したい」 運送業の男性: 「24年問題で、うまいこといきますようにと」
参道に軒を連ねる500の屋台 飲食スペースも5年ぶりに設置され
和氣アナ: 「神社の境内を出て表参道にはすでに大勢の参拝客が詰めかけて賑わっています」 椿まつりのもうひとつの名物が、神社の参道にずらりと軒を連ねた500近い屋台の数々。
その中で、今年5年ぶりに復活したのが… 和氣アナ: 「あれ?ちょうど裏参道に入って神社の南側の駐車場になるスペースなんですけれども、ここ、広いスペースにテーブルがいっぱい並べられてますね」 セイズ・ストリート 猪井真弓 取締役: 「”お椿さん ええもんフェスティバル”といって、県外からもたくさんの方が来られるので、ぜひここで愛媛県のいい物を味わっていただきたいと」 松山市近郊で採れる野菜や松前の珍味の直売所、そしてキッチンカーなどが集まった、マルシェのようなスペースです。 こちらは県内産の野菜をたっぷり使ったスープカレー風の煮込み。 COCOCHI 大澤潤さん: 「地元なので毎年(椿まつりに)お伺いはしているが、こういう風に出店として来るのは初めてなので、新鮮な感じ。去年もお参りはさせてもらっていたが、その時もやはりにぎわいが少しずつ戻りつつあるなという感じだったので。今年、制限がなくなったということもあるし、もうちょっとこう賑やかになるといいな」
電器店を経営: 「1年間家内安全で商売が繁盛するように。世の中が良くなるように祈っている」 西条市から: 「宝くじが当たりますように。健康は自分が作るから、お金だけ。健康もお金で買えるかな」 自営業: 「大吉ね!持って帰ろうかなと思って。やっぱり幸せで楽しい生活をしたいなと」 今年の椿まつりには、3日間で47万人が訪れたということです。