47万人が訪れた「椿まつり」境内で見つけた春!参拝客たちが縁起物に込めた願いは?
伊予路に春を呼ぶ椿まつり。今年は16日から3日間の日程で開催されました。春来いや 福来い皆さんの願いは? 【動画】コロナ5類で完全復活!伊予路に春呼ぶ「椿まつり」あなたの願いは?<NEWS CH.4> 例年、旧暦の1月7日から3日間の日程で行われる「椿まつり」。
去年に続いての通常開催となった今年、午前10時の本殿前には早くも参拝する人たちの長い列ができていました。 16日の松山の最高気温は13.0℃。寒気の影響で、暖かかった前日より10℃近く気温が下がりましたが… 長曾我部正勝さん: 「実は昨日は4、5輪しか咲いてなかったんですけど、きのうからきょうの間でだいぶ先始めましたね」
椿神社で発見されたことから名づけられた、早咲きの「ツバキカンザクラ」。例年2月末から3月初旬にかけて花を咲かせますが、ここ数日の暖かさで今年はすでに10輪ほどが開花していました。 長曾我部さん: 「実は高校生の頃からお手伝いをしておりますが、ツバキカンザクラが椿まつり中に咲いているのをみるのは初めてのことでございます」 境内にあるツバキも例年より一週間ほど早く紅色の花を咲かせていて、春の訪れを目で楽しむことができます。
「春」と言えば、今回案内してもらった権禰宜の長曾我部さん。去年まで東京の明治神宮で修行を重ね、今年、父が宮司を務める椿神社の神職に就いたばかりの新人さんなんだとか。 長曾我部さん: 「宮司、権宮司、禰宜、権禰宜、出仕ということになるんですけども」 水口気象予報士: 「まだまだ修行というか…椿神社のニューフェイスでもありますよね」 長曾我部さん: 「まだ27歳ですので活力いっぱいで頑張らせていただこうと思います」 「伊予路に春を呼ぶ」と言われる商売繁盛のお祭り、椿まつり。
一方で家内安全のお守りとして、いま人気だというのが…家族の人数分のお守りを併せると…絆という文字が浮かび上がる、その名も「絆守」です。 長曾我部さん: 「年明けから(能登半島地震など) 難しいニュースが入ってきている。こういったお祭りを笑顔で迎えられることというのをありがたいと感じながら参拝していただけるそんな椿まつりになればいいなという風に思っております」