東京電力旧経営陣上告審めぐり最高裁前で抗議 勝俣元会長死去受け「釈明してほしかった」福島
東京電力の旧経営陣が強制起訴された裁判の上告審をめぐり、最高裁の前で一審と二審の無罪判決に対して抗議が行われました。 この裁判は、2011年の福島第一原発事故をめぐり、東京電力の当時の経営陣が、事故の責任を問われ強制起訴されたものです。一審と二審では無罪が言い渡され、検察官役の指定弁護士が最高裁に上告しています。 11月1日、「刑事訴訟支援団」が集会を開き、当時の経営陣の1人勝俣恒久元会長が亡くなったことに対して、無念さを示す声があがりました。 福島原発刑事訴訟支援団・佐藤和良団長「最高裁の判決をきちんと聞いて、その前に口頭弁論に出て、これまでの経過、自らの判断の誤りについてきちんと釈明すべきだったのではないか」 支援団は、最高裁で口頭弁論を開き審議することを求めています。
テレビユー福島