秀明大クラブ、日本水連を提訴 決勝点取り消しで損害賠償請求
水球の2021年日本選手権女子決勝で、試合後に決勝点を無効とされて名誉を侵害され、精神的苦痛を受けたとして、秀明大クラブと監督、選手1人が30日、日本水泳連盟などを相手取り、計2千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 秀明大クは当初、決勝点を取り消した日本水連の判断や手続きを不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)での審理を要請したが、日本水連が拒否。日本スポーツ仲裁機構への申し立てが棄却されて民事訴訟に踏み切った。 試合では、終了の合図と同時に秀明大クが得点して13―12となったが、表彰式後に計時機器の不備を訴えた対戦相手の抗議を日本水連が認め、両チーム優勝とした。