朝ドラ『ばけばけ』、高石あかりとトミー・バストウが物語の舞台・松江へ「感慨深かったです」
2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の記者会見が、11月28日(木)に松江市・小泉八雲旧居にて行われ、ヒロイン・高石あかりと夫役のトミー・バストウが登壇した。 【写真】松江市で距離を縮めた高石あかりとトミー・バストウ【3点】 第113作目の連続テレビ小説『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデル。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとしたヘブンと共に「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた、名も無き人々の心の物語に光をあて代弁者として語り紡いだ夫婦の物語だ。 先日、イギリス出身の俳優・トミー・バストウがヒロインの夫役に決定したことが発表されたばかり。二人は会見前に、小泉八雲とセツさんが好きな松江の街をふたりで散策したのだという。 ヒロイン・松野トキを演じる高石は「やっと島根・松江に来ることができて、すごく嬉しいです。松江に来て、一番最初に回ったのが松江大橋でした。昔の街並みや雰囲気が残っていて、きっと小泉セツさんと八雲さんは、それぞれ住んでいるところから相手のいる家や宿が見ながら生活していたのだなと考えると、感慨深かったです。そういうことを思いながらドラマでも演じられるのだと思うと、これから楽しみです。 怪談のイメージはあったので雰囲気のある土地なのかと思っていたけれど、やわらかい雰囲気や温かさ、松の木がたくさん生えているのもあって、自然のあたたかみもすごく感じました。でも昨夜到着したときは本当に真っ暗で、夜は怖いのかなと思いました」とコメント。 ヒロインの夫・ヘブン役のトミーは「歓迎してくれてありがとうございます。松江にきたとき、街並みや景色を見ながらハーンさんのことを考えました。彼の歴史を感じ、これからの役作りにとても役に立ちました。思ったより古い建築やきれいな景色が守られていました。神秘的な雰囲気があります。とても良い街だと思いました。2日では足りないので、また来たいです。思った通り、寒い(笑)。雨がよく降っていて風も強いし、松江らしい天気もいい経験になりました」とコメントを寄せた。
ENTAME next編集部