岡山市管理の「橋名板」盗まれる 3カ所12枚 被害額は約71万円
岡山市は16日、市管理の橋3カ所で、橋の名称や完成年を記した「橋名板」が何者かに盗まれたと発表した。計12枚で被害額は約71万円といい、岡山中央署に盗難の被害届を出した。 市によると被害に遭った橋は、いずれも同市中区で百間川に架かる新中島竹田橋(竹田―中島)神下橋(神下―今谷)米田橋(神下―米田)。橋名板は縦約15センチ、横約60センチの青銅製で、川の名称も記している。転落防止柵に金具や溶接で取り付けていた。 15日に中央署から「新中島竹田橋の橋名板がなくなったと通報を受けた」と連絡があり発覚。周辺を調べたところ、他の橋でも被害が確認されたという。 工具などで引きはがしたような状態だったといい、市道路港湾管理課は「橋名板によって橋に親しみを持っている住民もおり、遺憾だ。今後は盗難リスクを考慮した対応を検討したい」としている。