「これが返品詐欺か」メルカリで相次ぐ 出品したカードを価値低いものにすり替えられ返品 対応に不満「こちらでは対応できませんとしか返ってこない」警察に被害相談
(黒木千晶キャスター) 改めてこのフリーマーケットアプリ・メルカリなんですけれども、月間の利用者数2200万人以上いるサービスで、国内流通の総額去年は1兆円を超えています。 世界120か国で購入ができるという様々な方が使っているサービスなんです。
今回被害を訴えていらっしゃる方、14万5000円で出品したこのレアカードを、返品要求があったんですけれども、その商品がすり替えられて帰ってきたということです。 もちろんこの14万5000円の売り上げも入ってこないということで、被害に遭った方はカードもなくなったし、売り上げもなくなってしまったということなんです。 問い合わせに対して、メルカリはもうすでに『本取引はサポート継続が困難と判断し、キャンセルが実施されているものです』という回答があったということなんです。 様々なトラブルを受けて、メルカリは、被害を受けた客への保証や対象を見直す方向で検討しているということなんです。 そもそもの規約では、もうすでに受け取り評価、および評価を行って取引が完了した場合は、事務局でのサポートが困難、取引が終了してしまっているものに関しては、サポートはできないということです。
近年やはり使っている方が多いということもありまして、フリマサービス関連の相談件数なんですが、2023年度で7965件、10年で8倍以上というふうになっています。 私も使ったことはありますけれども、不要なものを必要な方に譲れる、いいサービスだと思うんです。 きちんとした取引ができるはずだという、性善説に則って成り立っているサービスともいえますので、安心して利用者が利用できるように企業側も努力してほしいなと思います。