岸田首相が島根入り、街頭演説 衆院補選、議席死守にてこ入れ
岸田文雄首相（自民党総裁）は21日、衆院3補欠選挙で唯一、自民が候補を立てた島根1区に入り、街頭演説した。派閥の政治資金パーティー裏金事件で逆風を受ける中、議席死守に向けててこ入れを図った。立憲民主党の泉健太代表も同区に入って候補を応援する。 首相に「党員として恥ずかしい」 島根で参加者が苦言
首相は島根県奥出雲町での演説で、裏金事件に関し「心からおわび申し上げる」と陳謝。今国会中の政治資金規正法改正を目指す考えを重ねて示し「政治の信頼回復につなげる。その先頭に立つ」と訴えた。 島根1区は3補選の注目区。自民は元中国財務局長の新人錦織功政氏、立民は元職亀井亜紀子氏を擁立し、与野党対決となっている。首相の島根入りは告示後初。
