見頃を迎えた桜をライトアップ

　長野県飯田市の中心市街地にある桜の名所「大宮通り」で、ソメイヨシノが見頃を迎えた。夜間にライトアップされ、夜桜を楽しむ親子連れらでにぎわっている。 　約700メートルの通りにはソメイヨシノを中心に150本ほどの桜の木が植わる。 　淡い明かりが花びらを照らし、通行人らを楽しませている。木によって生育にばらつきがあるものの、早いもので満開に。4日夜に並木を訪れた親子は「今年もきれい」と、見頃の花を見上げていた。 　「開花宣言」の基準となるソメイヨシノの木で花が開いているのを確認したとして、地元の桜保存会は2日に開花を宣言した。平年並みの開花で、昨年より10日遅い開花宣言となった。 　先月31日には恒例の桜まつりが開催され、開花前となったものの5000人が来場するなどにぎわいを見せた。 　夜間のライトアップは12日までで、点灯時間は午後6～10時。